ただコーヒーを飲むのが好きなコーヒー初心者の私がこのサイトを始めてもうすぐ10ヶ月経ちます。今年はおいしいコーヒーを飲むのが好きというのを卒業して、コーヒーの作り方なども勉強していきたいと思っています。手始めに
シアトルコーヒークラブなるものに入ってみました。コーヒー好きが集まって色んなコーヒーショップへ行ったり、コーヒーカッピングやテースティングなどのイベントを主催してくれているクラブです。それで先週早速
Tony's Coffees and Teasというコーヒーショップで行われたコーヒーテースティングに参加してみました。
Tony's Coffeeはロースターとは別にエスプレッソトレーニング・ラボという施設をシアトルのバラードに構えています。面白いのはここにはミルクはありません。だからラテやカプチーノはナシ。ブラックのみ。そんなトレーニング・ラボは週末にカッピングやテースティングを行っています。
今回は1種類のコーヒー豆を6種類の違う抽出方法でテースティングをするというものでした。
1. エアロプレス(エアロスミスと書きそうになった)
その名の通り、空気圧でプレスして抽出する方法。コーヒーというよりお茶に近い味わいでした。すっきりしていてブラックでも抵抗なく飲めるような感じです。
2. クレバードリッパー
フレンチプレスとペパードリップの間のような感じです。上のエアロプレスよりはコーヒーの深さがありました。でも渋さとかが取り除かれていてコーヒーらしい味でした。
3. おなじみペーパードリップ
紙で濾しているいるため、やっぱりまろやかさがありました。
4. 全自動ドリップ(ここのは自動エアロプレスでした)
自動エアロプレスと手動エアロプレスでも大きく違いました。この自動エアロプレスは普通のドリップコーヒーという感じでした。
5. ケメックス
理科の実験の時使ったフラスコのようなこのケメックス。原始的なデザインである訳は1941年に作られたものだからみたいです。でもそのデザイン、機能美が認められてニューヨークのMoMaの永久展示品に認定されているようですぜ。本題のコーヒーの味はというと、酸っぱさと渋さが目立つ味わいでした。
6. アメリカン (エスプレッソとお湯)
言わずもがな、ただのアメリカンです。これだけ多様な味をテイストしたあとにアメリカンを飲むと、「なーんだ、普通の濃いコーヒーじゃん」くらいな横暴な気持ちにさえなります。
一つのコーヒー豆でこれだけ違う味が作れてしまうという、コーヒーの奥深さに感心しつつ、今度はエスプレッソマシーンの使い方を勉強したいなぁと思った次第です。これからは少しずつこんな勉強もしていきたいと思います。
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コーヒー器具の使い方や説明の参照をさせていただきました。ありがとうございます。