シアトルのコーヒーと言えばStarbucksやTully's、Seattle's Bestが有名ですが、実は地元民はもっとローカルなコーヒーショプに通っています。せっかくシアトルに来たんだから、どこでも飲めるスタバではなく、シアトルでしか飲めない、ローカル御用達のシアトルで絶対にはずせないコーヒーショップでおいしいコーヒーを飲んで行ってください。
Caffe Ladro
Queen Anneが第一号店のLadroですが、現在はシアトルやシアトル郊外、ベルビューなどに手広く13店舗お店があります。コーヒー豆はオーガニック&
フェアトレードのものが使われていて、店頭・ウェブでも購入することができます。
このお店で特においしいのが「Medici」と呼ばれるラテです。オレンジの皮が入っていて最後の一口までほんのりオレンジの香りが続きます。オススメです。
ZOKA COFFEE
1996年にワシントン大学の卒業生がオープンさせたコーヒーショップ。グリーンレイク店が一番大きな店舗で、シアトル市内、郊外に4店舗、さらにはなぜか東京の目白と千葉に2店舗あります。シアトルはちょっと遠いな、という東京のみなさんは是非シアトル人が愛するローカルコーヒーの味を目白で味わってみてください。
グリーンレイク店は、ラテを頼むとキレイなラテアートを描いてだしてくれます。ラップトップを持って来て勉強や仕事をしている人、またグリーンレイクで散歩した後に立ち寄る人など落ち着いた雰囲気のお店です。グリーンレイクもシアトルに来たら行って欲しいところの1つなので、是非コーヒーを買ってグリーンレイクの周りを散歩してください。
Lighthouse Roasters
フリーモントの住宅地にひっそりとあるこのコーヒーショップこそ、シアトルのおいしいコーヒー屋さんの代表格です。数々のコーヒーショップに自家焙煎のコーヒー豆を卸しているのもこのライトハウスです。
なんと店内に巨大なロースターが置いてあり、まさにそこでおじさんがせっせと焙煎しています。大量に一度に焙煎するのではなく、小さなバッチで焙煎し出荷するため、ものすごく新鮮なコーヒー豆ができあがるようです。「たかがコーヒー。だからこそちゃんとやりたい」というモットーでコーヒーラバーを泣かせてくれます。「今月のコーヒー豆」といって登録すると、毎月コーヒー豆を送って来てくれるシステムがあるみたいです。
Fremont Coffee Company
一軒家がそのままコーヒーショップになっているフリーモントコーヒーショップは2003年のオープン以来、憩いの場として親しまれています。天気がいい時には外のデッキでソファに座ってコーヒーを楽しむ人がたくさんいます。また、焙煎もお店で行っているため、コーヒー豆も販売しています。とても深煎りで苦めのコーヒーが好きな人にはもってこいの豆です。(ちなみに日本にいる母はいつもここの豆をリクエストします。)
お店の中も一軒家そのものでいくつか小さな部屋にわかれていて、まさに友だちのお家でコーヒーを頂いているような、そんなリラックスした空間です。
特筆すべきは、ラテアート!ここのバリスタのみなさんはいつも必ず面白いラテアートを描いてくれます。行く機会があれば、必ずアートができるラテやモカなどを注文してみてください。かわいいサプライズがあるはずです。
Caffe Vita
1995年にQueen Anneに小さなお店をオープンして以来、パシフィックノースウエストに親しまれているコーヒーショップです。というのも、たくさんのコーヒー屋さんに豆を卸しているからです。このちょっと不気味なピエロみたいなおじさんがついていると、このCaffe Vitaのコーヒーなのです。
Vitaには「Kyoto」と呼ばれるメニューがあります。気になって聞いてみると、この巨大な機械で作る水だしコーヒーの名前だそうです。抽出に8時間かけているそうです。飲んでみましたが、深さの中にさっぱり感もあり、おいしかったです。
ETG
知る人ぞ知る、このレトロな激小コーヒーシップETGは今年でオープンから30年目だそうです。人が一人づつしか入れないほどの小さいショップですが、人が途切れることがありません。
コーヒーだけではなく、おいしいクッキーやブラウニーなどペイスリー、スイーツも充実しています。
ご覧の通りお店の内側もバリスタ2名でギリギリのスペースです。オーナーはおかみさんのような人で、とってもフレンドリー。こういうお店はやっぱり地元の人に教えてもらわないと発見できない名店です。
以上、とりあえず6店ご紹介いたしましたが、実はもっともっとあるのです。また折りをみて紹介できればと思います。