コーヒー好きならシアトルに来たら行ってみたいのは、やっぱり「スタバ1号店」ですよね。私も日本から家族や友だちが来たら必ず連れて来ます。
そんな「スタバ1号店」に関する衝撃の事実を知ったのはシアトル在住3年目(実はつい1ヶ月ほど前)、連れていった家族・友人数のべ20人を越えるころ。
あのパイクプレイスマーケットの、あの古いロゴの、あの1号店は本当は1号店ではなかったのです。
スターバックスは1971年、
ピーツコーヒーの深煎りのおいしいコーヒーを飲み、感動した英語の先生、歴史の先生、作家さんの3人によって自分たちもこんなコーヒーを作りたい、とコーヒー豆の会社として創業しました。
で、創業したのは現在の「1号店」のあるパイクプレイスマーケットから外れた場所でした。そこで1971年から1976年まで営業し、その後、現在「1号店」と謳っているパイクプレイスマーケットに引っ越ししたという、そんなわけです。
だからと言って創業当時の
住所に行ってみても、今はスタバもなく他のお店になっちゃっているので、移動したあとの今のスタバが1号店ということなんでしょうけど、むしろ私は「繰り上げ1号店」と呼ばせていただきたいです。
知ってしまった今となっては「ここスタバの1号店だよ」と胸を張って言えなくなってしまい、一人では押さえきれないこの思いを共有したく、筆をしたためました。